眠れない夜を過ごす

けんとくん、わかんないよ。

あなたのことずっと応援してきて知っていると思っていたのに、ほんとはあなたのこと1つも分かっていなかったのかな。いつから、なんで、ぜんぶ分からないよ。勝手に置いていかないでよ。

健人くんの嘘がない信念の強さが大好きで、綺麗で、ずっと綺麗でいるから恨んでしまうほど憧れていました。そんな健人くんやSexy Zoneから学んだ生き様の柱は「自分らしく生きること」だったように思います。自己肯定感が低い私にとって宝物のような言葉でした。貴方たちがあんなに大切にしていた「自分たちらしさ」を今だけは恨みたいです。

一緒に悔し涙流して、悲しいこともあった。だけど楽しいこともたくさんあったね。デビュー当時からのドームの夢叶えてさ、次は5大かな国立かななんて話してさ。あなたにとってこの世界は狭かった?いつから考えていたの?

これまであなたのクリエイティブさをグループで沢山発揮していた姿を見てきたから、その発揮場所が、1番楽しいと感じる場所が、Sexy Zoneではなくなってしまったことが本当に悲しいし寂しいし悔しいよ。あなたがSexy Zoneであり続けたいと思っていると信じていたし、思わせたかった。私の推しがSexy Zoneと言ったらグループ名に笑われたことあったけど、その後に続く言葉は絶対"ケンティーのいるグループね!"だったんだよ。ふうまくんに出会わせてくれたのもあなただった。私は、あなたが愛して広め続けてきてくれたおかげで、Sexy Zoneというグループを愛してこれたんだよ。それなのに、ここで糸が切れてしまうの?もうやり切った?あなたの描く未来はいつから1人だったの?

もう6.7年になりますか。健人くんに愛してもらって愛した時間の長さは。積み上げていけば崩れていくようなグループ活動をして、そんな中でもSexy Zoneという名を知ってもらうために、理不尽な世の中に傷つきながら戦っていて、真っ直ぐすぎるぐらい大きな愛をぶつけてくれた健人くんに出会えた人生は誇らしくて、青春だった。昔も今も変わらずあなたが大好きです。どうしてこうなっちゃったのかな。健人くんの判断も、健人くんの背中を押した3人の判断も、思うようなグループ活動ではない現状の全ての要因が、どれかひとつでも違っていたら未来は変わっていましたか?

 

弱くてごめんね、酷いこと言ってごめん。健人くんを、嫌いになりたくないから、大好きだから、ちゃんと背中を押すから、今だけはわがままで貴方との出会いを恨ませてほしい。嫌いでいさせてほしい。いつか私はきっとあなたを恨みきれずに愛して、消化すると思うから。

けんとくん、行かないでよ。

けんとくん、いやだよ。まだまだアイドルとしてSexy Zoneでステージに立つあなたを見ていたいのに。なんで置いていっちゃうの。ふうまくんの背中を預けられるのは、けんとくんしかいないんだよ。

ねえ、けんとくん。

ふうまくんをひとりにしないでよ。

勝利くんと聡ちゃんのお兄ちゃんを貴方のシンメ一人に背負わせないでよ。

 

これから先、いつもふまけんが背中合わせをしていたところで大好きなふうまくんが1人で立っている場面を私は見れる自信がないや。ねえ、ふうまくん。私はあなたが1人で立てるように、強く優しくあって、と願ったわけじゃない。あなたはこれから先、ひとりきりで立とうとしない?頑張ろうとしない?お願いだから、謝らないで、人を頼って、ひとりにならないで。

"言いにくいことを誰かが口にしなきゃいけない時があって。それを悪と捉えられる可能性を考えると、他の4人にやらせるわけにはいかない。"といつか話したふうまくん。こんな時まで優しくなりすぎないで。あなたの優しさは貴方自身に向けていいものなんだよ。ふうまくんが、あなたが、壊れるのを犠牲に、グループを守ること売れるなら、私はそんなのはいらないよ。"すげえ寂しいんだよな、ほんとは。だって俺らが倒れちゃったら誰も付いて来れなくなっちゃうじゃん。だから前向きなこと言うしかないけどさ…"とマリちゃんの卒業の時に漏らしたあなたの言葉も表情も全てが忘れられないからさ、今回もまた"グループを諦めていない"と前向きに話すあなたが、夢みたいに綺麗に消えてしまいそうで怖い。あなたの優しい心を犠牲にしないで。

わたしさ、頑張って笑うから。辛いことばかりの世の中だけど、ふうまくんを見て笑って生きるから。だから、どうかこれからも風磨くんらしく笑って、世界で1番幸せになってください。ねえ、ふうまくん。聡ちゃんも勝利くんも私たちも大人になったよ。無理しないでって言ってもきっと頑張りすぎちゃう貴方だから、せめてあなたの大きな背中の負担、みんなで分け合わせてね。

 

 

わたし、4月までのこの猶予期間があることがほんとにしんどくて。健人くんはまだSexy Zoneでしょ?まだいつものSexy Zoneの顔しててよ、なんであんなに清々しい顔してるの、と思ってしまいます。

この発表以降、健人くんを好きでいた人と、グループの中にいる健人くんが好きな私とでは違うのだなと思う瞬間があって。「想像より早かったけどいつかこんな時が来ると思っていた」なんて悲しいこと言わないでよ。「健人くんは不遇だった、グループで出来ることは全部やってた」なんて健人くん自身のことを、3人のことを否定するような言葉かけないでよ。健人くんが積み上げてきた歴史を否定するような言葉たちで応援するための花束を作らないでよ。Sexy Zoneだけじゃなくて、私だって健人くんとずっとずっと一緒に進んできたんだから、健人くんの頑張りを1番知ってるよ。

この先グループとしての決断が、健人くんとしての決断が最適解だったと言えるのかは正直分かりません。もしかしたら、一生言えないかもしれない。信じることが出来るのかも分からない。だけど、私は思っている以上に健人くんのことが好きで、たぶん4月1日以降も健人くんのことも、Sexy Zoneのことも大好きで愛しているんだろうなと思う。そう思えるだけの時間を過ごしてきたから。

 

P.S. これを読んでいるあなたへ

眠れていますか?食べれていますか?彼らの決断を受け入れられない自分に、何もかもやる気が出なくて頑張れない自分に、息ができない毎日が続いていませんか?私も彼らへの感情を捨てては抱きしめて、仕事は身に入らず毎日がぼーっと時だけが過ぎ去っています。やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、です。ダメダメな4日間を過ごしています。あなたもきっとそうじゃない?バイトに行けなくなったあなたも、仕事でミスが多発しているあなたも、勉強に力を注げないあなたも、それは甘えなんかじゃない。生活がままならなくて当たり前です。だってそれだけの時間を使ってSexy Zoneを愛してきたのだから。だいじょうぶ。寂しさも悲しさも怒りも今の気持ちを大事に、お互い自分のことを優しく守って、ゆるーーーく毎日を頑張ろうね。ゆる〜〜〜くだよ!約束!

 

2024.01.13